プロセス

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自分自身をどのように捉えているか

人間を人間たらしめているのは、感情でも、気分でも、思考でもなく自覚である、つまり『セルフ・パラダイム』換言すれば自己認識、自分をどのように見るかである。

自分の頭の中で起こっている事

動物と人間の違いは自覚であるといわれている、それは自分自身の思考プロセスを考える能力であり、この能力が人類を進歩させ、あらゆるものを支配するにまで成長させたのです。
私たちは自覚があれば、自分の経験のみならず、他者の経験からも学ぶ事ができるのです。
そして、習慣を身につけるのも、絶ち切るのもこの自覚があるからと言われています。
自覚を持つとは、常にあなたは自分の頭の中で起こっている事を考え、今やっている事の意味を考え、自分は何であるかを考えるという事です。

パラダイムシフト

パラダイムとはモノの見方、捉え方のことをいいます。
現実社会では、ひとつの事実に対してパラダイムは複数存在しています。
例えば、コップに半分水が入っているとする、Aさんはもう半分しか残っていないと捉え、Bさんはまだ半分も残っていると捉える。

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そして今あなたが所有しているパラダイム、つまりあなたの見方は瞬時にシフトする事があります。
例えば、

あなたが電車に乗っていた時に、ある父親とその子供達が乗り込んできた、その子供達は電車に乗り込んでくる時から大声でなにやら叫び、周りのお客さんに迷惑をかけている、ところが父親はじっと目を閉じて黙っている。
周りの乗客は、父親が何もしない事に憤りを感じている。
そこで、あなたは怒りを抑えてこう話す、『こどもが騒いでいますよ』
父親は目を閉じたままゆっくりと『そうですか、たった今母親が亡くなったので、子供達もパニックになっているのでしょう』と答える。

あなたは父親の話を聞いた瞬間に、父親と子供達に対する見方が180度変わります。
父親への怒りは同情に変わり、憎たらしいと思っていた子供達が急に可哀想に思えてきます。

これがパラダイムシフトです。

セルフ・パラダイム

私たちのセルフ・パラダイム(自分をどう見ているか)には2種類あります。

  1. 条件・状況などに一切関係のない原則に基づくセルフ・パラダイム
  2. 自分がおかれた状況や条件付けの結果のセルフ・パラダイム

この2つのパラダイムのうち厄介なのは2つ目の条件づけが行われたセルフ・パラダイムです。
ですが、私たちは自覚により、このセルフ・パラダイムさえも客観的に考察する事ができます。
自覚を持てば、セルフ・パラダイムを冷静客観的にみれるようになり、あなた自身がなぜそのような言動をし、そのような態度や行動をとったかを理解できるようになります。
これは、自分自身の基本的な性質を表す地図を手に入れることであり、いわゆる自分を知ると言う事になります。
この地図があると、あなたは勝手な思い込みの排除が可能になり、他者との建設的な関係構築を行う事ができます。

セルフ・パラダイムシフト

自覚があれば、さらにこれらのセルフ・パラダイムシフトをも理解する事ができます。
つまり、自分自身が瞬時に見方や捉え方を変え、結果自分が変わった事を知るのです。
そして、セルフ・パラダイムシフトの繰り返しこそがあなたの成長であり、常に自覚を持つ事で自分の成長を正しく認識できるのです。



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自分交渉では自分との信頼関係が全て

あなたは自分と交渉した事がありますか?
その交渉で今でも後悔しているものがあれば、その理由を明確にし、データを集めてもう一度自分と交渉してはいかがですか?

交渉とは

交渉でよく誤解されている事は以下の2点です。

  • 勝ち負けがある
  • 勝つ事が目的

交渉には勝ち負けがありません、また勝つ事が目的でもありません。
交渉とは一緒に結果を導きだしたという達成感を共有する事です、そこには確固たる信頼が横たわっており、落としどころも明確です、逆に疑いながらの交渉は長期にわたっては決して良い結果を生みません。
そして、交渉に必要な事は、交渉相手、交渉の環境や構造に関する情報です。

自分と交渉するということ

さて、ビジネスや私生活において誰しもが何回かは交渉をした事があると思いますが、これまで自分と交渉した事はありますでしょうか?そしてそのプロセスや結果に満足や達成感はあるでしょうか?

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自分との交渉には、信頼関係つまり自己肯定、自分を信じる力が必要です、そして自分を信じるモノさし、客観的なデータや、実績など冷静に判断をする為の情報収集が必須となります。
自分と交渉をしていくと、自分への揺るぎない信頼が必要だと言う事が分かります。
あなたは自分自身を信頼する為に、自分のモノさし、言い換えれば自己の価値観や数字的な基準が必要だという事にも気がつくでしょう。
それは例えば、年収500万以上なのか、1千万以上なのか、時間的な猶予は1ヶ月なのか、半年なのか?仕事の内容は作業時間が100時間以内なのか150時間以内なのか?などという事です。
そしてあなたが自分と交渉をするときは、実際に自分と交渉するだけのデータを集めるプロセスがとても重要になります。

終わらない自分交渉

交渉には良い警官や悪い警官を演じたり、余裕があるふりをしたり、いろいろなテクニックがあります。
ですが、自分との交渉でそんなテクニックは全く通用しません。
小手先の短期的な解決は、いつか再び表面化します。
ですから、自分交渉においては新たな目標の達成プロセスこそが自分交渉そのものなのです。
イメージしてください、あなたは自身で決めた目標を達成する為に、自分自身との交渉を開始します。
ます自分を取り巻く環境や、現在の状況、そして今の時間の使い方などのデータを収集するでしょう、そしてひとつずつこういうのです。

  1. 『これは本当に必要ですか?』
  2. 『他に選択肢はありませんか?』
  3. 『時間はたっぷり余っていますか?』
  4. 『情報は判断するに十分な量と質がありますか?』
  5. 『噓はついていませんか?』
  6. 『親や友達は何といっていますか?』
  7. 『最後に決めるのはあなた自身です』

交渉相手である自分を信じる

的確な情報を持って判断した結果、最後は交渉相手である自分を信じる事になる。
つまり、私たちは常に自分との交渉を経て、自分への信頼を深め、自己を信じる事をやり続けなければならない。
そして、なにごとも全てにおいて交渉の余地があること、交渉相手である自分は決していなくならない、決して逃げない事を知るのである。



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無駄なエネルギー消費が意志の力を弱くする

意志の力が強い人は自分勝手ではありません。自分の意志を通す為には相手の事を自分以上に知り、相手に納得してもらい、その相手の協力が必要だからです。

意志の力

意志の力とは、
あなたの考え方、則ちその結果である行動や実績を
あなたの計画を助ける為に変えていく力です。

揺るぎない意志を貫く為には、夢を実現したいと感じる直感
から具体的で精緻な計画を準備する必要があります。

計画の練り方

計画を練ると言います。
つまり、計画は何度も何度も多数の協力者の意見や情報を集め
混ぜ合わせ、煉り固めるのです。

計画を練るには、

  1. 1人で基本骨子や具体例、試作品などを練り
  2. それに対して沢山の意見を聴き、最新情報を加え、協力者と練り混ぜ
  3. そしてまた1人で練る。

このプロセスを何度も何度も繰り返す必要があります。
練れば練るほど良くなります。そしてやがて練っても練っても変わらない状態を確認できたら
それが計画の最終形という事になりますが、多くの場合は練りながら最初の計画を実行していきますので
実際には継続して計画をブラッシュアップする事となります。

無駄なエネルギー

このようにして、協力者を巻き込んだ計画を実行する際には
当然、協力者の理解(納得)が求められます。
ですが、現実にはあなた1人で練り込んだ計画部分や
自分の計画を説得して進めようとする気持がどうしても抑えきれずに
わがまま、自己中心的になりがちです。

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この時に、あなたは結果に結びつかないエネルギーやパワーを使っている事を知っていますか?
あなたはこの瞬間、イソップ童話の『北風と太陽と旅人』の北風になっているのです。
無理にマントを吹き飛ばす北風ではなく、太陽になれば良いのです。
自分の計画を相手に受け入れてもらう為に、つまり納得してもらう為には、
計画だけでなくあなた自身も信頼してもらえれば良いのです。

エネルギーを持続させる

無駄なエネルギーやパワーを使っていると、やがてあなたのエネルギーは持続不可能となり
意志の力が失われていきます。

協力者を説得しようとする気持が意志の力を失わせる。

どうすればエネルギーを持続できるのでしょうか。
それは、相手や協力者の立場や状況を考え、相手や協力者を計画に練り込み
信頼関係を築き上げた後に精緻な計画を納得してもらうのです。
時には計画を修正しても構いません。
重要な事は自分1人で周りを説得しようと気張らない事です。



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責任感はあっても責任は取れない

私たちは色々な場面で責任感のある人、無い人、強い人、弱い人などと話すことがありますが、
この責任感とは何か分かりますか?
そしてあなたは、身の回りの多くの事に責任を感じますか?
もしくはなんらかの責任を恐れた事はありますか?
責任感がない?って

あなたはこれまで『責任感がない』といわれた事はありますか?

このようにいわれる背景はその発言者との関係であり、
この会話事態は不毛なのです。

そもそも責任感は本人の話なので他人から言われる事ではありません。

つまり、責任は前提として自己責任とセットであり、
感のほうは本人の意志の話ですから、
他人から責任感が無いといわれるのは、

  • 純粋に能力や知識、経験が無いといわれているか、
  • 責務の依頼条件、前提や、成果物の認識が一致していない

という事になります。

責任感は強いと思います

例えば、
子供が欲しいから、育てたいから、家族になりたいから子供を生みました(つくりました)。
であれば、子育てに対する責任感は強くなります。

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一方で、できちゃった結婚の場合
子育てに対する責任感は、子供ができた事を知ったその直後からの自身の考えにより決まります。

お給料の為に、やりたくない責務、自分の能力が発揮できない責務を
任せられるか問う場合も同様に、その責務にたいしての自分の考え方で責任感は決まります。
要するにコミットする、しないという事です。

また、責任感の強さ、弱さという事で捉えれば
本人のやる気や、好奇心、向上心と関わってきます。
自ら楽しそうだ、やりたいと思えれば責任感は強くなります。
要するにこちらはコミット具合、動機ということになります

責任感はあっても責任は取れない

ところが、責任感があるからといって、
任された仕事が完遂、達成、期待する効果を発揮するとは限らないのです。

先の例で言えば、
子供が欲しくても、なかなかできなかった夫婦に待望の子供が生まれた場合
子育てにの責任感は強いかもしれませんが、
必ずしも子供が育つベストな環境を提供できるとは限りませんし、
立派に成長する保証もないのです。
逆に、過保護や子育てに対するプレッシャーなどが悪い影響を及ぼす事も考えられます。

与えられた責務に対し、責任感だけが先行し、
業務量に対する正しい見積もりや能力以上の妄想を抱き、
現実とのギャップを突きつけられたとき、成果の隠蔽や品質低下などの悪い結果を引き起こすこともあります。

多くの人は、この『責任感がある事』『責任を取れる事』を区別していないのです。
そして、物事の完遂には『複数の人間が責任を取った結果』が必要と言う事も忘れがちです。

1人で完結する仕事を除いては、責任は役割分担(職能別、上司、部下など)の中で果たされていきます。

責任感のある上司が、責任をとって辞任する事は全く意味がありません。
責任感があるのなら、後任に引き継ぐ新体制を整えるなり、
追加予算の捻出や私財を投入してでも、仕事を完遂するべきなのです。
つまり、責任感とはプロセスや頑張りに対しての意志ではなく、結果への意志とその行動力なのです。

業務遂行能力

責任感が強いとは、与えられた責務に対して見通しがよく、
責務遂行に対する意思決定、課題解決方法の考案、立案、計画実行の具体的能力を有する事を意味します。

つまり、これらの事を実現する為に主体的に時間を使う意志を責任感と呼ぶのです。
または、責任を取れるだけの財産や、知識、経験、能力を有しており主体的にこれらの資産を使う事を指します。

責任感が強い=業務遂行能力が高い

 

責任感がある人は、業務完遂の確立が高いという事です。
責任感を持てる人は、業務遂行の為の資産や能力を有しているという事です。
責任感が高い人は、自分自身の業務完遂への意志と時間の使い方(行動)を高い次元でコントロールできるという事です。